知的障がい者との触れ合い
大学卒業後、かなり長くふらふらとしていたが、今は知的障がい者との関わりを続けていこうと思うようになった。
もともと、そんなに対人関係は得意な方ではない。
かといって昔みたいに人間不信もなくなった。
特に最近は利用者様との触れ合いの時間は楽しいと感じる。職員の方もそれほど変な人間はいない。変というのは嫌なやつという意味だ。たしかに、変わっている人間は多いかもしれない。やはり、風変わりな人間を相手にしているからというのも理由だろう。
今まで、仕事をバリバリこなして立派なサラリーマンになりたいとか思っていた時期もあったが、「自分には100パーセント毎朝定時に起きて、接客、事務仕事、営業なんてできない」と思っていた。
だが、知的障がいの方は人懐っこい人も多い。感情なども素直で裏がないという意味ですごく親しみやすい。だからこそ、大変なこともあるが「しょうがないな~」と思って、一緒に過ごしていることも多い。
なにより、彼が何を考えているのか?何をして欲しいのか?どうしたらいいのか?
障がい特性を考えつつ日々試行錯誤しているのが面白い。