tamamurasaki’s diary

不登校、読書、福祉、思ったことなどを書いていきます。

進撃の巨人(18巻)を読んで

やっと進撃の巨人の最新刊を手に入れ読み終わった。

エレン、ミカサ、アルミン、ジャン…。

どのキャラクターも壁の崩壊後の厳しい世界の中で生きている。そして、その中で段々と成長していく姿は見ていて面白い。彼らの成長こそが巨人の世界の中で生きる上での鍵になっていると感じる。

今回はシャーディス教官の回想が前半にあり、エレンの父親との関係についての話が描かれている。全体的にやはりウォール・マリア奪還作戦が始まるということもあり、幼き頃のエレンたちの姿がよく出てきている。幼いころは子供らしく可愛く描けている。絵のスタイルもすごく好みだ。

カルラ(エレンの母)に抱かれたエレンの赤ちゃんの姿も出てくる。

将来の「死に急ぎ野郎」とは思えない。

そこでのカルラのセリフがすごく良い。

特別じゃなきゃいけないんですか?

絶対に人から認められなければダメですか?

私はそうは思っていませんよ

少なくともこの子は・・・。

偉大になんてならなくても良い。

人より優れてなくたって・・・

だって・・・。見て下さいよ。

こんなにかわいい。

だからこの子はもう偉いんです。

この世界に生まれてきてくれたんだから。

                 by カルラ 

 まったく、このお母さんの言い方。愛があふれてていい。

巨人の住む世界で、こんな事言える人がいたらやっぱりその人も偉大だと思う。